北九州市東京事務所様のひまわりテラスにて、「住みたい場所」×「やりたいこと」を考えるワークショップと題して、移住や二拠点生活などの暮らしについて考えるワークショップを開催しました。
全部で2時間ほど、はじめまして同士とは思えない、賑やかで明るいワークになりました。
開始時には参加者4人でこじんまりとしたワークショップだったのですが
「なんか楽しそう~」「ちょっと聞きたい!」という方々もいて
最終的には8人でのワークショップになりました。
アイスブレイク 〜地方について考える〜
アイスブレイクを挟みながら、はじめましての参加者同士の交流も深めていきます。
特に「地方出身者あるある」は大盛り上がり。みなさん、関東に住んでいても地元が大好きのようです。
「新宿駅で迷子になる」
「田舎の風景に癒される」
「標準語だと思ってた言葉が通じなかった」
・・・などいった経験ありませんか?
ワーク1 不安や本音をぶっちゃける
「もし、来週から知らない土地に移住することになったら?」
というケーススタディで不安や本音を聞いてみました。
- 友達がいないのが不安
- 地方だからこそのローカルルールがありそう
- 引っ越すとなったら役所の事務手続きやインフラ周りの手続きがものすごく大変
など、リアルな不安がたくさん上がりました。
ワーク2 制度カードをつかってみよう
集まった不安は思い切って考えを逆転!実はここがワークのポイントです。
「不安のない状態」をいきなり考えるのは意外と難しい。けれど一旦「不安が解消された状態」=「不安のない状態」とシンプルにすることで、一見単純すぎる発想ですが、その後の思考の展開がスムーズに進みます。
「きっと私って知り合いがいたら安心できるんだ」
「知り合いがいて、”ここのあたりは住みやすい”などと教えてもらえたら安心する」
「知らない街で知り合いってどうやったらできるんだろう?」
なんて次のアクションが具体的に考えられるようになっていきます。
「東京にいながら地方の人と知り合う手段なんてないよなぁ・・・」
と呟いた参加者に「KitaQ関人会」を紹介したところ、かなり驚いたようで話の流れのまま北九州市の取り組みや制度についてお話ししました。
北九州の取り組みを紹介
その、「どうやったら?」というポイントを深掘り。
行政の制度をうまく活用して解決に導けないかを考えました。
一見難しく感じるけども、カラフルな「制度カード」を用いて、身近に感じることができました。
最後に、実際に北九州市様がまとめている、移住で使える制度がたくさん載ったパンフレットをいただきました。
制度カードを通じて自分ゴトに置き換えたことで、パンフレットの情報もより詳しく読み進められそうとの声をいただきました。
まとめ
ワークショップに参加してみて、今まで北九州市をあまり知らなかった参加者や移住を検討してる参加者から
「まず遊びに行ってみたい」
「移住をするならこういう制度が揃ったまちが安心するよな」
「知らない制度もいっぱいあるから、もうちょっと調べてみたい」
と次のアクションにつながるような声もたくさんいただきました。
移住を考える個人と、移住者をはじめ市に関わる人を増やしたいという市の想いがマッチするようなワークショップになりました。
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