野球好きが仕事になった話

コラム

きたふくプロジェクト代表の松坂匠記です。
野球好きが仕事になった話」とは言っても私はプロ野球選手ではありませんし、かの有名な大投手と苗字は一緒ですが関係ありません。

私の話を少しさせていただくと、幼い頃から本当に野球と共に生きておりました。
小学校ではソフトボールを4年、軟式野球を2年ちょっと続け、中学校ではボーイズリーグに所属して硬式野球を始めました。
中学卒業後は高等専門学校(高専)へ進学し、キャプテンを務めるほど真剣に野球に打ち込みました。
高野連(3年まで、甲子園を目指して戦う)を引退後、高専卒業までは、高専野球というかたちで続けました。
大学でも軟式の早朝野球をしていました。

今でもたまに、助っ人で野球やソフトボールに参加しています。

夏は甲子園のテレビ中継にかじりつき、ご飯を食べ忘れることもしばしば。
会社員の頃、夏の甲子園の開催時期には夏季休暇をとって、毎日家に引きこもりテレビ中継を観ていました。
もちろん、熱闘甲子園は毎日チェックしてました。
最近はそれだけでは飽き足らず、実際に甲子園まで足を運び一日中炎天下でダラダラ汗をかきながら試合を観ています。

それほど大好きな野球のことを、最近はよく言葉に出すようにしました。

そうすると同じく野球をやっていた人や、野球観戦が好きな人が集まってくるようになりました。
そんな流れから思い付きで始めたのが、野球好きが集まるイベントです。

内容は単純明快で、「野球が好き!」という共通点をもった人たちとの交流会イベントとなります。
それぞれが野球についてひたすら語る。ただそれだけなのに、野球が大好きな自分としては最高に楽しい時間です。
YouTubeの動画を壁に映して、甲子園の映像を流せば、直前まで熱く語っていた人たちもすうっと静かになり、何度も観たであろう数々の名シーンに見入っていました。

そうして何回か開催していくうちに、「この選手が好き!」「あの監督が好き!」といった野球好きの方から「野球モノマネ芸人」のような方にも出会い、ついには甲子園優勝メンバー、甲子園常連校のレギュラーといった経験者まで集まるようになりました。

思い付きから始まったこの会から、「好きなこと」で繋がる輪が広がり始めています。

 

 

そして、野球好きの繋がりが広がっていく中、元プロ野球選手の方が来てくれました。
そこから繋がって、きたふくプロジェクトの仕事として行っているのが
元プロ野球選手の講演会サポートです。

2007年に3球団競合の末、千葉ロッテマリーンズにドラフト1位で入団された服部投手。
「~普通の野球少年がどうやってドラフト1位になったのか、そして引退して現在は~」
というテーマで講演会を行っています。

サポートという立場で参加していますが、お話いただくテーマは毎回興味深いものばかりです。
参加者の方々からも「これからの人生でも生かせそうな話でした」
「貴重なお話を聞けてよかった」「こんなにプロ野球選手のリアルなお話を聞けることはなかなか無い」と嬉しい言葉をたくさんいただきました。

こうしたかたちで、元プロ野球選手とお仕事を一緒にすることになるとは私も想像もしていませんでした。

「野球を仕事にする」
これは何もプロ野球選手になるだけではありません。
球団職員、ビールの売り子さん、グラウンド設営など様々な形があるように
イベントの企画やサポートをはじめ、誰かが求めていることと繋がれば、ちょっとしたお仕事になるのです。

私自身、野球をやってきて学べた部分も多くあります。
こういったかたちで、少しでも野球というスポーツを通じて
少しでも“ありがとう“を増やせていることに感謝したいと思います。

今月も野球好きイベント、服部さんの講演は開催予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。

▼次回イベントはこちら▼
野球好き、経験者で集まって語ろう!(3月17日19:30〜21:30)

【10名限定】〜普通の野球少年がどうやってドラフト1位になったのか、そして引退して現在は〜(3月27日19:30〜21:30)

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